スプリングエロンゲーションテスターとは、 スプリングエロンゲーション法 により、エナメル線の軟らかさを評価する試験機です。スプリングエロンゲーションテスターの仕様についてご案内いたします。
No.161 スプリングエロンゲーションテスター
参考規格 JIS (C3003)、C3216-3、IEC-60851-3
- 試験片の一端に規定のおもりをつるし、横軸 チャック に固定したマンドレルに毎分50回の回転速度で巻き付けることでコイル(試験片)を作製します。
- 作製したコイル(試験片)の長さを測定した後、一端を縦軸チャックに固定し直して他端に規定のおもりを取り付け、コイル(試験片)が伸びない状態で支持台に載せます。
- 毎分50mmの速度で支持台を降下させ、おもりが支持台から離れてから1分間保持した後、おもりを取り外してさらに1分間放置してからコイル(試験片)の長さを測定します。
- 試験前後のコイル(試験片)の長さからスプリングエロンゲーション値を算出します。
仕様
試料 | 1.2 m、導体径 φ0.25 ~ φ1.6 mm |
マンドレル回転速度 | 50 rpm |
マンドレル径 | φ2.5 ~ φ16 mm(導体径 × 10)※1種標準付属 |
おもり | (導体断面積 × 700)g ※1種標準付属 |
支持台ストローク | Max. 780 mm |
支持台下降速度 | 50 mm/s |
タイマー | 60秒カウント |
オプション | 安全カバー |
電源 | AC 100 V、単相、5 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W500 × D530 × H1,500 mm・約 85 kg |
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