ヒートデストーションテスター(HDT・DTUL測定装置)とは、石油化学工場で製造されるプラスチックの耐熱性を測定する試験である、「荷重たわみ温度試験( DTUL )、ビカット軟化点試験(VST)、ボールプレッシャー試験(BP)」などを行うことができる試験機です。また、自動車メーカーや電気製品メーカーなどでは、耐熱性を要求されるプラスチックの熱的性質の検査にも用いられています。 ※操作動画もございます〔No.148-HD〕
No.148-HD ヒートデストーションテスター〔動画あり〕
参考規格 JIS K7191-1、K7206、ASTM D648、D1525、ISO 75-1、306
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 先端圧子の付替えにより、DTUL試験、VST試験、BP試験※1に対応致します。
- 各架台が独立している為、ゆがまず、ひずみもありません。
- 素早い冷却機能を備えており、冷却タイプをお選びいただけます。
- 安定した昇温精度で、確実な試験結果を残します。
- ユーザー目線の高い安全性を実現致しました。
※1 BP(ボールプレッシャー) 電気用品安全法(2013) 別表第三、2(1)ロ、(ニ)b 「電気用品に用いられる熱可塑性プラスチックのボールプレッシャー温度の登録制度」に関する報告書 3.2 B法 (昭和61年3月31日 社団法人 日本電気協会 電気用品調査委員会)
No.148-HD ヒートデストーションテスターの操作&動作動画
※全自動タイプとは異なります。
No.148-HD 仕様
昇温速度 | DTUL : 120 ± 10 °C/hr、VST: 120 ± 10 ℃/hr、50 ± 5 °C/hr |
曲げ応力 | JIS・ISO :1.80 MPa A法、0.45 MPa B法、8.00 Mpa C法 |
荷重 | DTUL用 初荷重 76.5 gf ~ Max. 3,210 gfのうち2種選択 オプション: VST用 10 ± 0.2 N、50 ± 1 N オプション: BP用 19.6– 20 N |
変位測定 | 差動トランス:最小単位 1/1,000 mm、ストローク 4 mm |
負荷圧子 | DTUL用 半径 3.0 ± 0.2 mm |
支点間距離 | 64 ± 1 mm、100 ± 1 mm(共用) オプション:101.6 ± 0.5 mm |
専用ソフトウェア | Windows10 対応(標準附属) |
付属品 | 圧子取付治具、試験片ホルダー |
掛け数 | 3個掛、4個掛、6個掛(3種) |
温度 | Max. 300 °C(油槽) |
冷却装置 | 循環コイル式 |
撹拌装置 | プロペラ式 3または4個掛・・・ 2台 6個掛・・・ 3台 |
オプション | 安全カバー、同時荷重昇降装置、ミニプリンター、液面センサー、架台熱歪み確認用石英ガラス片、扉電磁ロック、サインタワー、シリコンオイル |
電源 | ・冷凍機なし 単相AC200/220V 20A 50/60Hz(3個掛・4個掛) 単相AC200/220V 30A 50/60Hz(6個掛) ・冷凍機あり 三相AC200/220V 20A 50/60Hz(3個掛・4個掛) 三相AC200/220V 30A 50/60Hz(6個掛) |
機体寸法・重量 | 床置きタイプ:約 W1,100 × D700 × H1,500 mm・約 180~300 kg |
No.148-HDA ヒートデストーションテスター(全自動)
参考規格 JIS K7191-1、K7206、ASTM D648、D1525、ISO 75-1、306
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 先端圧子の付替えにより、DTUL試験、VST試験、BP試験※1に対応致します。
- ロボット機構により試験の工程を完全自動化致しました。
- 試験条件の入力、試験片をカセットに投入、カセットをセット、この3つを行うだけで最大120個の試験片が連続で測定できます。
- 試料搬送により、試験片を架台の上にセット可能です
- 試験片を自動で回収・廃棄します
- 安定した昇温精度で、確実な試験結果を残します。
※1 BP(ボールプレッシャー) 電気用品安全法(2013) 別表第三、2(1)ロ、(ニ)b 「電気用品に用いられる熱可塑性プラスチックのボールプレッシャー温度の登録制度」に関する報告書 3.2 B法 (昭和61年3月31日 社団法人 日本電気協会 電気用品調査委員会)
No.148-HDA ヒートデストーションテスター(全自動)の操作&動作動画
No.148-HDA 仕様
昇温速度 | DTUL : 120 ± 10 °C/hr、VST : 120 ± 10 ℃/hr、50 ± 5 °C/hr |
曲げ応力 | JIS・ISO : 1.80 MPa A法、0.45 MPa B法、8.00 Mpa C法 ASTM : 1.82 Mpa、0.455 Mpa |
荷重 | DTUL用 初荷重 76.5 gf ~ Max. 3,210 gfのうち2種選択 オプション: VST用 10 ± 0.2 N、50 ± 1 N オプション: BP用 19.6~20 N |
変位測定 | 差動トランス:最小単位 1/1,000 mm、ストローク 4 mm |
負荷圧子 | DTUL用 半径 3.0 ± 0.2 mm オプション: VST用 1.000 ± 0.015 mm² オプション: BP用 先端球状 直径 5 mm |
支点間距離 |
64 ± 1 mm、100 ± 1 mm(共用) |
専用ソフトウェア | Windows10 対応(標準附属) |
付属品 | 圧子取付治具、試験片ホルダー |
掛け数 | 3個掛、6個掛(2種) |
温度 | Max. 300 °C(油槽) |
冷却装置 | 循環コイル式、本体内蔵型冷凍機 ※試験開始温度 20 ~ 23 °Cの場合 |
撹拌装置 | プロペラ式 3または4個掛・・・ 2台 6個掛・・・ 3台 |
試験片セット数 | 40個 × 3カセット(計 120 個) ※厚さ 4 mmの場合 |
オプション |
架台熱歪み確認用石英ガラス片、ミニプリンター、液面センサー、扉電磁ロック、サインタワー、シリコンオイル |
電源 |
・冷凍機なし |
エアー源 | 0.5 MPa以上 |
機体寸法・重量 | 約 W1,460 × D900 × H1,715 mm・約 450 ~ 550 kg |
オプション (安全カバー)
No.148-HD-500 高温ヒートデストーションテスター
参考規格 JIS K7191-1、K7206、ASTM D648、D1525、ISO 75-1、306
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 最高500°Cの高温に対応しております。
- 恒温槽 は密閉気槽式になっており、架台は熱老化や温度歪みを解消するため、石英ガラスを採用しております。
- 各試験架台の温度分布が均等になるよう、各架台が独立した空気層の構造となっております。
- HDT試験、VST試験、BP試験※1に対応致します。
- ユーザー目線の高い安全性を実現致しました。
※1 BP(ボールプレッシャー) 電気用品安全法(2013) 別表第三、2(1)ロ、(ニ)b 「電気用品に用いられる熱可塑性プラスチックのボールプレッシャー温度の登録制度」に関する報告書 3.2 B法 (昭和61年3月31日 社団法人 日本電気協会 電気用品調査委員会)
No.148-HD-500 仕様
昇温速度 | DTUL : 120 ± 10 °C/hr、VST : 120 ± 10 ℃/hr、50 ± 5 °C/hr |
曲げ応力 | JIS・ISO : 1.80 MPa A法、0.45 MPa B法、8.00 Mpa C法 ASTM : 1.82 Mpa、0.455 Mpa |
荷重 | DTUL用 初荷重 76.5 gf ~ Max. 3,210 gfのうち2種選択 オプション: VST用 10 ± 0.2 N、50 ± 1 N オプション: BP用 19.6~20 N |
変位測定 | 差動トランス:最小単位 1/1,000 mm、ストローク 4 mm |
負荷圧子 | DTUL用 半径 3.0 ± 0.2 mm オプション: VST用 1.000 ± 0.015 mm² オプション: BP用 先端球状 直径 5 mm |
支点間距離 | 64 ± 1 mm、100 ± 1 mm(共用) |
専用ソフトウェア | Windows10 対応(標準附属) |
付属品 | 圧子取付治具、試験片ホルダー |
掛け数 | 3個掛 |
温度 | Max. 500 °C(密閉気槽) |
冷却装置 | プロペラ式(自然送風冷却)2台 |
撹拌装置 | プロペラ式、3台 |
オプション | 同時荷重昇降装置、ミニプリンター、炭酸ガス強制冷却機構、架台熱歪み確認用石英ガラス片、サインタワー |
電源 | AC200/220V 単相 30A 50/60Hz |
機体寸法・重量 | 約 W1,100 × D750 × H1,560 mm・約 260 kg |