脆化温度試験機は、低温条件下でプラスチック・ゴムに片持ち梁による衝撃曲げを与える試験機です。 脆化 温度試験機の仕様についてご案内いたします。
No.121-RA 脆化温度試験機(冷凍機付、ホルダー自動回転)
参考規格 JIS C3005、K6261、K6723、K7216、ASTM D746、D2137、ISO 812、974
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 試験片を固定する試験片つかみ具に、単座式ではなくロータリー式ホルダーを採用した脆化温度試験機です。
- 低温条件は冷凍機を用いて自動で作り出します。ロータリーホルダーを採用しているため最大4回連続で試験可能で、タッチパネルから4回分の試験条件（試験温度、浸せき時間）を設定することも可能です。
- 伝熱媒体を満たした試験槽を冷却して準備し、試験片つかみ具に固定した試験片を伝熱媒体に規定の時間浸漬させた後、打撃ハンマーによって衝撃を与えます。
- 試験片に生じる破壊の有無から、50%衝撃ぜい化温度及び衝撃脆化限界温度を算出します。
| 試験片セット数 | 5個 × 4ホルダー（計 20 個） 自動運転機構 |
| 試験片 | 幅 6.0 ± 0.4 mm、長さ 38 ± 2 mm、厚さ 2.0 ± 0.2 mm（A形） |
| 打撃刃 | 先端半径 R1.6 ± 0.1 mm、チャックとの間隔 6.4 ± 0.2 mm、 打撃点とチャックとの間隔 8.0 ± 0.2 mm |
| 衝撃速度 | 2.0 ± 0.2 m/s |
| 温度 | -70 °C まで（冷凍機式、伝熱媒体使用） |
| 電熱媒体量 | 約 15 L |
| 付属品 | 締付補助棒、トルクドライバー、試験片打抜刃 |
| オプション | B形試験片ホルダー |
| 電源 | AC 200 V、3相、30 A、50/60 Hz |
| エアー源 | 0.5 MPa以上 |
| 機体寸法・重量 | 約 W970 × D950 × H1,900 mm・約 450 kg |
No.121-R 脆化温度試験機(冷凍機付)
参考規格 JIS C3005、K6261、K6723、K7216、ASTM D746、D2137、ISO 812、974
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 低温条件を作り出すのにドライアイスではなく冷凍機を用いた脆化温度試験機です。
- 脆化温度試験機はプラスチック、ゴム材料に低温条件下で片持ち梁による衝撃曲げを与える試験機です。
- 伝熱媒体を満たした試験槽を冷却して準備し、試験片つかみ具に固定した試験片を伝熱媒体に規定の時間浸漬させた後、打撃ハンマーによって衝撃を与えます。
- 試験片に生じる破壊の有無から、50%衝撃脆化温度及び衝撃脆化限界温度を算出します。
| 試験片数 | 5個（1ホルダー） |
| 試験片 | 幅 6.0 ± 0.4 mm、長さ 38 ± 2 mm、厚さ 2.0 ± 0.2 mm（A形） |
| 打撃刃 | 先端半径 R1.6 ± 0.1 mm、チャックとの間隔 6.4 ± 0.2 mm、 打撃点とチャックとの間隔 8.0 ± 0.2 mm |
| 衝撃速度 | 2.0 ± 0.2 m/s |
| 温度 | -70 °C まで（冷凍機式、伝熱媒体使用）（オプション： 液体窒素共用で-100 °Cまで） |
| 電熱媒体量 | 約 15 L |
| 付属品 | 締付補助棒、トルクドライバー、試験片打抜刃 |
| オプション | ロータリーホルダー（5個 × 4ホルダー）、B形試験片ホルダー |
| 電源 | AC 200 V、3相、30 A、50/60 Hz |
| 機体寸法・重量 | 約 W970 × D950 × H1,900 mm・約 450 kg |
No.121-AUTO 脆化温度試験機(全自動)
参考規格 JIS C3005、K6261、K6723、K7216、ASTM D746、D2137、ISO 812、974
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- ロボット機構により、低温衝撃脆化試験（脆化温度試験）の工程を完全自動化した脆化温度試験機です。
- 低温条件は冷凍機を用いて作ります。
- 脆化温度試験機はプラスチック、ゴム材料に低温条件下で片持ち梁による衝撃曲げを与える試験機です。
- カセットに試験片つかみ具に取り付けた試験片をセットし、PCの専用ソフトウェア上で試験条件を入力するだけで、最大40回の試験を連続で行えます。
| 試験片数 | 5個 × 40 ホルダー（計 200 個） |
| 試験片 | 幅 6.0 ± 0.4 mm、長さ 38 ± 2 mm、厚さ 2.0 ± 0.2 mm（A形） |
| 打撃刃 | 先端半径 R1.6 ± 0.1 mm、チャックとの間隔 6.4 ± 0.2 mm、 打撃点とチャックとの間隔 8.0 ± 0.2 mm |
| 衝撃速度 | 2.0 ± 0.2 m/s |
| 温度 | -70 °C まで（冷凍機式、伝熱媒体使用） |
| 電熱媒体量 | 約 15 L |
| 専用ソフトウェア | Windows対応 |
| 付属品 | 締付補助棒、トルクドライバー、試験片打抜刃 |
| オプション | B形試験片ホルダー |
| 電源 | AC 200 V、3相、30 A、50/60 Hz |
| エアー源 | 0.5 MPa以上 |
| 機体寸法・重量 | 約 W1,160 × D1,030 × H2,150 mm・約 612 kg |