「準拠規格」と「参考規格」

安田精機製作所の試験機は対象の規格に「準拠」しています

本来「準拠」とは「あるものをよりどころとしてそれに従うこと。また、そのよりどころ。」という意味で、「ぴったりと合う事柄」だけでなく、「あるものに従っており大きく外れてはいない」というように使用できるのが特徴です。

基本的に弊社の装置はJIS/ISO/ASTM等の規格を元に設計されております。ですので、ホームページ上では「準拠」という表現を用いております。

お見積りには「参考規格」と記載する場合がございます

昨今の準拠の言葉の使われ方から、「規格記載の内容一言一句を満たした装置」、「完全一致」という、印象をお客様に与える場合もあり、お客様との契約事に関係してくるお見積書や製作仕様書には不要なトラブルを避けるために「参考規格」という記載をする場合がございます。

具体例をあげますと、DTULについては、規格に記載がある試料と測温体の位置関係について、「JIS K 7191-1:2015 (ISO 75-1:2013) プラスチック−荷重たわみ温度の求め方−第1部:通則」に「温度測定機器の感熱部は、試験片の中央から(2±0.5)mm の範囲になければならず、かつ、試験片に接触してはならない。」と書かれています。

 弊社の装置の場合、基本的に2mm以内まで調整可能でございます。お客様にある程度調整いただく必要はございますが、自動機の場合でも試験片中央から2mmの範囲にて温度を測定しております。ただし、「試験片の中央」を長手方向の中央と読むか、厚み方向の中央と読むかで、全く異なる内容になります。弊社としては物理的に考えて現時的と思われる、長手方向の中央位置から2mm以内に測温体を設置できる設計にしております。

 

このように、規格の細かな部分まで照らし合わせていくと実際の装置との違いがあったり、規格そのものにも不明瞭な表現があったり、お客様の認識と弊社の認識に齟齬があり後々トラブルに発展する場合もあり、 お見積書には「参考規格」とあえて記載する場合がございます。

安田精機製作所の試験機が準拠している規格はこちらのページで紹介しております。