この日はベアリングについて学びました。ベアリングって名前だけは聞いたことがあったのですが、どのように使われる部品なのかまったく知らなかったので、新鮮な驚きの連続でした。

<ベアリングとは>
機械のなかの軸を支えてなめらかに回転させる部品です。「軸受(じくうけ)」とも呼ばれます。
身近なところでは、一時期ブームになった”ハンドスピナー”がベアリングの技術をいかした玩具として知られています。

<ベアリングの構造>
ベアリングは主に内輪、外輪、ボールの三種類の部品からできています。
内輪と外輪の間にはボールがいくつも挟まれていて、このうちボールが転がる内輪と外輪は別名「軌道輪きどうりん」、ボールのことは「転動体てんどうたい」と呼ばれたりします。転動体にはボール以外にも円柱状の「ころ」もあり、用途によって使い分けられています。また、転動体が軌道輪から外れたり、転動体同士がこすれ合うのを防ぐ目的で「保持器ほじき」と呼ばれる部品も組み込まれています。

<ベアリングの役割>
1 摩擦 を減らし、回転を滑らかにしてエネルギー消費量を少なくします。
回転する”軸”と回転を支える部分の境界には、、必ず摩擦が発生します。ベアリングは、この回転する”軸”と、回転を支える部分との間に使用され、摩擦を減らす働きをします。ベアリングがなければ、大きな摩擦のせいで軸の回転に大きなエネルギーが必要になったり、場合によっては軸を回転させることが不可能なこともあります。

2 回転を支える部分を守り、回転する”軸”を正しい位置に保ちます。
回転する”軸”と回転を支える部分との間には、摩擦により大きな力がかかります。ベアリングは、この大きな力によって回転を支える部分が故障することを防ぎ、回転する”軸”を正しい位置に保つ役割を果たします。ベアリングがあることで、長時間にわたって機械を動かすことができるのです。

ベアリングは「機械産業のコメ」と言われるそうですね。「回転する動きがある機械にはベアリングが使われている。そしてベアリングはとても重要な部品である。」と理解できました。
ベアリングがないとどうなるのでしょうか?

極端に言えば、現代文明は成り立たないと言っても過言はないでしょう。

え?安田精機の製品にはベアリングは重要だと理解しましたが、文明が終わるって!?
そ、それはどういうことですか?

現代文明は「機械」によって支えられています。例えば自動車や電車、飛行機などの乗り物や、洗濯機やエアコンなどの家電は言うまでもなく、実際にはそれらを製造する工場設備など、考えるだけで倒れそうになるほどあらゆる種類の機械が黙々と動き、我々の日常を支えています。

さて、この機械にはそれを動かすための動力が不可欠です。 ではここで質問ですが、機械の動力と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?

車や飛行機だったらエンジン、家電ならモーターでしょうか?

素晴らしいです。ではもう一つ質問です。
エンジン、モーターに共通する「動き」とはなんでしょう?

どちらも…回転する?

そう、その通りです!エンジンとモーター、前者は燃料、後者は電気を与えてやれば、いずれも「回転運動」を生み出し、様々な機械を動かします。
つまりこの世のほぼ全ての機械は、回転運動を共通のエネルギー源として仕事をしているといってもよいでしょう。

電気や燃料など、最初に与えるものは異なっていても、機械の中ではいったん回転という形に変換されて、機械を動かす力になっているんですね。

そうなんです。たとえば人間の体は食物を分解して糖分に変え、これをエネルギー源として活動しています。そしてこの糖分を体中に運搬するのが血液の役割です。 これを機械に当てはめれば、燃料や電気が食物に相当し、それが回転運動というエネルギー源に変換されるわけですが、これを機械のすみずみまで無駄なく伝える、まさに人間の血液に相当するのが、「ベアリング」の役割とも言えるでしょう。

なるほど!人間に当てはめると、ベアリングがいかに機械にとって重要かよく理解できる気がします。 でも、機械といっても例えばパソコンやスマホ、照明は回転しないですよね?さすがに主語が大きすぎじゃないですか?

いやいや、パソコンもスマホも照明も、それを動かすには電気が必要ですよね? そしてこの電気を生みだす発電所、火力、水力、原子力、風力などいろいろありますが、これらも全て発電機のローターを「回す」ことで電気を生み出しているのです。

た、たしかに… 

現代文明を享受しようとした時点で、見える所でも見えない所でも、誰もがベアリングの恩恵にあずかっているわけです。 ですから仮にこの世からベアリングが消えてしまうと、車も走らず、飛行機も飛ばず、さらには電気もおこせず… 我々の生活レベルは産業革命以前どころか、中世まで逆戻りというわけです。

なるほど!「産業のコメ」といわれるだけありますね。 今回ベアリングについて勉強しましたが、まだまだ奥深いのだな~と感じました。 次は、ベアリングの種類と特徴について勉強してみようと思います!!!
ちなみに私の好きなごはんのおともは、明太子です。