花粉の症状

こんにちは、安田精機のメディア・マーケティング課です。さて、今年も花粉シーズンの到来です。今回のブログは「花粉症」をテーマにお届けします。

巷では、暖冬が花粉症に及ぼす影響がニュースになっていますが、今年の冬は全国的に暖かく、弊社のある三田周辺でも雪が少なかったです。3月からすでに例年より気温が上がる地域も多いらしく、気象関係のニュースではすでに今年は猛暑になると予測されていました。

気になる2024年の花粉症事情や昨年のブログで人気だった花粉症対策をチェックしていきましょう。

2024年の花粉症事情

花粉の症状

2月から3月にかけて、暖かくなるにつれて話題にあがることといえば花粉です。スギ花粉の飛散については2月の中頃からすでに始まっており、3月にピークを迎えるようですが、安田精機がある関西近辺は昨年よりは比較的少なめとの予報が出ています。

一方で、暖冬の影響で例年よりも、花粉の飛散量が多くなったり、ピークの時期が早まったりするというニュースも耳にします。ここからは2024年の花粉症事情の気になるトピックをまとめていきます。

暖冬が花粉症に及ぼす影響は?

例年よりも冬の時期の温度が高いと、花粉が飛来する時期が早まります。スギの雌花は1月の気温が高いほど花粉の飛散を早く始めると言われています。NHK首都圏ナビによると、2024年は過去10年間の平均よりも6日早く花粉が飛来しているそうです。

都内の大型雑貨店では、花粉の飛来が早まるという情報を受けて、去年よりも1週間早い1月下旬には花粉症対策アイテムを並べる特設コーナーが設けられました。花粉症に悩む人からの需要も高まり、2月前半の週間売り上げが前の週の2割増しになった店舗もあるほどだといいます。

多い?少ない?2024年の花粉の量

こちらのサイトによると、2024年の花粉の量は東北北部・東海地方では例年よりも多く、北陸・中国・近畿地方の一部では2023年よりも少なくなる傾向があるそうです。2023年は全国的に花粉の多い年で、スギやヒノキの雌花が大量に咲いた(=花粉を飛ばした)次の年は、花の数が減少するからです。実際に昨年秋のスギの雌花の数は34地点中30地点で、前年より数が減少していました。

関東地方では、ヒノキの雌花の数はほぼ例年並みかやや多く、2024年の花粉飛来量は例年と同じくらいだと考えられます。

昼前と夕方に注意!花粉が飛びやすい時間帯

花粉の症状

天気や地域によって異なりますが、一般的に花粉が飛散する時間のピークは1日に2回あります。1回目のピークは11時〜14時、2回目のピークは17時〜19時です。1回目の日中の時間帯は、早朝に山で飛散した花粉が都市部に流れてくる時間に当たります。2回目は気温の低下と重なる時間帯で、気温が下がることが原因で空気の対流が起こり、浮いていた花粉が降りて来たり、地面に沈んでいた花粉が舞い上がったりするというメカニズムによるものです。

1回目のピークである11時以降は、10時までの2倍〜2.5倍程度の量になると言われています。症状が重い人はマスクやメガネなどの対策を忘れずに屋外に出るようにしましょう。

晴れの日以外にもあった!花粉が飛びやすい天気

花粉の量は天気の影響が大きいです。症状がひどくなりやすい天気は、晴れていて風が強い日、乾燥した日、気温が高い日、雨のあとの晴れた日です。雨の翌日は、2日分の花粉がまとまって飛散するため、通常の晴れた日よりも量が多くなりがちです。

花粉が多く飛来する日はとくに対策をしっかり行うのがポイントです。マスクやメガネのほかにも、花粉が付着しやすいウール素材を避けたり、帰宅して家に入る前に服に着いた花粉を落とすなど、花粉を家に侵入させないための工夫も忘れないようにしましょう。

春が終わってもムズムズ?花粉の種類

花粉の症状

花粉症=春のイメージが強いですが、日本では実は1年中なんらかの植物の花粉が飛来しています。春に症状が出る人が多いのは、症状を感じる人が多いスギ花粉が2〜3月に飛来していることに関係しています。

スギのほかにも、ヒノキ(3月〜4月)、イネ(6月〜9月)、ホソムギ(6月~8月)ブタクサ(7月〜10月)、ヨモギ(9月~10月)などで鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどが出る人もいます。夏や秋でも毎年決まった時期に症状が出る人は、特定の花粉が原因の場合もあるので気になる方は医療機関でチェックしてみるとよいです。

2023年YSSブログで大人気!酪酸菌による花粉症対策

花粉の症状

昨年のYSSブログでも「酪酸菌による花粉症対策」についてご紹介したところ、おかげさまでたくさんの方に読んでいただき、会社にお問い合わせをいただくこともありました。

花粉症で悩んでいたメディア・マーケティング課のF課長が、酪酸菌入りの整腸剤で症状が軽減されたというエピソードです。気になる方はぜひこちらも読んでみてください。

まとめ ー万全の対策で花粉シーズンを乗り切ろう

花粉の症状

このブログでは2024年の花粉症事情をまとめました。2月下旬にはすでに多くの地域でスギ花粉による症状が出ています。今年は例年よりも花粉の飛来量が少ない、もしくは例年並みの地域が多いですが、マスクやメガネなどの対策をしっかりして鼻や目のムズムズを乗り切ってください。昨年のブログで話題になった酪酸菌による花粉症対策もぜひ試してみてください。

参考:2024年 花粉情報花粉症とは~原因・症状と対策~【花粉が多い日や時間帯は?】天気によって変わる花粉の飛散量に注意 花粉情報2024 ことしは飛散量が急増する日も ピークも早まる可能性が!今後の予測は?花粉の飛散は年中無休!一日の中でも注意すべき時間帯がある?