こんにちは。安田精機のメディア・マーケティング課です。4月も最終週、ゴールデンウィークの連休が近づいてきましたね。自粛ムードも落ち着き、今年こそ遠くにおでかけする、という方も多いのではないでしょうか。各地の賑わいが楽しみです。
さて、前回に引き続き今回のブログも「安田精機の知られざる社内体制②」と題して、当社で働くメンバーについてお伝えしたいと思います。今回は兵庫本社に入社した新入社員の紹介、本社メンバーの仕事についてご紹介します。当社のマーケティング部門や、ものづくりのコアを担うマニアックな部門に迫っていきましょう!
<目次>
新入社員紹介(兵庫本社)
今回も、まずは兵庫本社の新入社員Sのご挨拶からスタート
――
こんにちは。4月1日に入社し、安田精機の営業部・本社営業課に配属されたSです。現在29歳で、大学卒業から7年間は金融機関にて主に法人融資の営業をしていました。小売、商社、メーカー、医院、不動産、建築、冠婚葬祭などこれまで様々な業種の社長及び経理へ融資のご提案をするのが主な業務でした。
前職の最後の1年間は東大阪のメーカーを多く担当し、モノづくりに深く関わっていきたいという思いが強くなりました。思い切って転職を決意し、弊社の門を叩いたという次第です。異業種からの転職ではありますが、これまでの営業経験を活かして、お客様のお役に立てるよう精進してまいります。
趣味はカラオケとドライブです。2年前に結婚してからは、妻の影響でディズニーリゾートにはまっています。妻のおかげで新しい趣味ができました。写真は、弊社入社直前に行ってきたときに撮ったシンデレラ城です(東京ディズニーリゾート40周年のプレートがついたシンデレラ城&一部工事中のちょっとレアな写真です)。
兵庫本社がある西宮市や周辺の神戸市北区は私の地元。30歳目前で、地元企業で仕事ができていることに深い縁を感じています。お世話になった地域に貢献し、ますます成長していきたいです。これからどうぞよろしくお願いいたします。
――
「ものづくり × 営業」の仕事をぜひ楽しんでもらいたいです。
本社紹介
安田精機の本社は兵庫県西宮市にあります。1955年の設立当時は大阪府の豊中市に本社研究所がありましたが、2003年に現在の西宮市に移転しました。2017年に本社及び西宮北工場を増築拡張し、現在の姿に至ります。
兵庫本社は本社部門と工場部門に分かれており、総務・経理・営業部門は本社部門、管理部・設計部・製造部は工場部門に属しています。
安田精機の強みは生産管理を内製化していること。設計、加工、組立、配線、試験・検査、納品を一元管理することで、各工程でお客様の要望に応えられる体制が整っています。また、スピーディーな納品や、オーダーメイドの実現、充実したアフターサービスでお客様のものづくりを全面バックアップいたします。西宮から日本や世界各国に向けて、質の高いサービスをお届けしています。
安田精機 × 営業
安田精機の営業職についてくわしく説明します。「ものづくりに携わる営業の仕事ってどんな感じ?」という疑問にお答えしていきますね。
仕事内容
一般的な「営業職」の仕事は、おおよそ以下の流れで進むことが多いと思います。
問い合わせ対応→ヒアリング→見積作成→受注
一方、安田精機の営業は
問い合わせ対応→ヒアリング→仕様検討→見積作成→受注→制作指示
という流れで進んでいきます。ヒアリングした内容から仕様を固め、受注後に工場と連携を取りながら仕様や顧客ニーズを指示する部分も営業の仕事です。また、納品時の説明や、納品後のフォロー・初期対応も営業スタッフが担当します。
やりがい
営業職のやりがいは、なんといっても「ものづくりの現場に携われる点」。誰もが知っている大手メーカーの製品開発に立ち会う現場もあり、普段の生活では関わることがない場面が見られます。
また、多くの事例を経験すると、状況を判断してお客様の問題解決に貢献できるようになります。社内のノウハウも活かしながら、ものづくりの現場に貢献できる楽しさを肌で感じられることが大きなやりがいです。ものづくりで社会に貢献したい人にぴったりの職場だと感じています。
安田精機 × 品質保証
次に当社の品質保証部門を紹介します。もともとは製造ラインに組み込まれていましたが、より質の高いサービスを提供するため独立した部門ができました。
仕事内容
品質保証というと「検品」のイメージが強いかと思いますが、安田精機の品質保証は、検査時の調整に力を入れています。図面上は問題がなくても、組み立てると想定していた動作と異なることがあるので、一つ一つの製品を検査して微調整を行います。
オーダーメイドや特注の製品を、お客様のご要望に合わせて、完成形に仕上げ出荷する重要な役割を担うポジションです。
やりがい
毎回同じルーチンで検品をするわけではなく、製品ごとに検査の方法が異なるので、機械への好奇心が強まり、おもしろさが感じられます。応用力が求められる現場ですが、経験を重ねるうちに対峙できる問題が増えることがやりがいにつながります。
安田精機 × 設計
最後に、安田精機のものづくりの現場の仕事をご紹介します。工場部門の中でも機械の設計を担う機械設計課に焦点を当て、「試験機」というニッチな業界の内側を少しお見せします。
仕事内容
一般的な機械設計の仕事は「受注から構想を練って図面に起こす」のがメインの仕事です。安田精機の機械設計は、上記の業務に加え、取り扱い説明と検査の基準を決める工程が発生します。
たとえば、完全オーダーメイドの製品の場合、前例がないので、検査基準自体が決まっていません。そこで弊社では妥当な検査を行うために「検査基準を決める」工程を設計者が担当するというわけです。
弊社の試験機は約70%がカスタム設計を施した製品です。営業担当の指示からお客様のご要望を読み解き、ニーズに応える姿勢が求められます。日々進化する部品や加工技術の情報を取り入れながら、設計センスをブラッシュアップし続けていくことが大切です。
やりがい
設計職のやりがいは「お客様の要望を形にすること」。納期やコストなどの制限はありますが、いいものを作るために新しいことをどんどん取り入れる柔軟な社風なので、自由度が高く、仕事が面白いと感じられます。
攻めの「開発」と守りの「情報整理」を強化し、会社の成長に貢献し続ける部門でありたいと考えています。現在の機械設計課は6名。少数精鋭部隊に新たな風と刺激をもたらしてくれるメンバーをお待ちしています。
まとめ
今回は兵庫本社の紹介と、安田精機の「営業」と「ものづくり」を担う部門の仕事を紹介しました。製品の品質管理や研究開発に欠かせない「試験機」を通して、日本や世界のものづくりを支えるサービスを日々提供しています。試験機というニッチな業界に興味を持ってくれる方が増えるとうれしいです。