ダートインパクトテスターとは、ステアケース法により、プラスチックフィルム及びシートの耐衝撃性を評価するための試験機です。ダートインパクトテスターの仕様をわかりやすく説明しています。
No.220 ダートインパクトテスター
JIS-K7124-1、Z1702、Z1707、ASTM-D1709、ISO-7765-1

- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- ステアケース法 により、プラスチックフィルム及びシートの耐衝撃性を評価します。
- 空気圧制御の試験片クランプ(試験片固定装置)を利用して試験片を固定し、規定の高さよりダートを試験片へ自由落下させます。
- まず20個を試験して破壊の有無を調べ、破壊と非破壊のどちらか数の少ない方が10個になるまで試験を続けます。
- 試験の結果から、統計的に試験片の50%が破壊されるダートの質量(衝撃破壊質量)を算出します。
<仕様は予告なく変更することがあります> | ||
方法 | A法 | B法 |
ダート | 半球状、直径 φ38 ± 1 mm、質量 40 g | 半球状、直径 φ50 ± 1 mm、質量 320 g |
弾頭質量 | Max. 890 g | Max. 1,410 g |
落下高さ | A法: 0.66 ± 0.01 m | B法: 1.50 ± 0.01 m |
エアークランプ | 内径 φ125 ± 2 mm | |
圧力計 | Max. 1 MPa(目盛0.05 MPa) | |
付属品 | 水平出し用下げ振り・・・ 1個、フットスイッチ | |
オプション | エアーコンプレッサー、低温槽仕様、安全カバー | |
電源 | AC 100 V、単相、15 A、50/60 Hz | |
エアー源 | 0.5 MPa以上 | |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W620 × D400 × H2,150 mm・約 55 kg |