
こんにちは!安田精機製作所 メディアマーケティング課です。
今回のブログでは、中国国内で開催される大規模なプラスチック・ゴム展示会「CHINAPLAS(チャイナプラス)」の出展をお知らせします。
CHINAPLASとは?

昨年のブログでも解説しましたが、CHINAPLASは、中国で毎年4月頃に開催される「プラスチック・ゴムの原材料や工業製品」の大規模な展示会です。
ドイツのKフェアに次ぐ世界第2位の規模を誇り、アジアでは最大の展示会です。 開催地は中国国内の2か所(上海・深圳)で、毎年交互に入れ替わります。今年は深圳での開催です。
深圳ってどんな街?

上海に比べて「深圳」という街に馴染みがない方も多いかもしれません。
実は私も、この展示会に携わるまで深圳について詳しく知りませんでした。
深圳は香港のすぐ近くに位置する、南部沿岸の都市です。 「アジアのシリコンバレー」とも呼ばれ、ファーウェイ、テンセント、BYDなどの中国を代表する企業が本社を構える工業都市です。
元々は小さな漁村でしたが、1980年に中国初の経済特区に指定され、急速に発展。 現在では中国屈指のハイテク産業の拠点として知られています。 電子機器、電気自動車、人工知能、バイオテクノロジーなど、多くの最先端技術が深圳で生み出されています。

また、治安維持のために監視カメラやAIによる顔認証システムが発達しており、 地下鉄やショッピングモールなどの公共施設ではキャッシュレス決済が一般的。 交通インフラも整備されており、高速鉄道を利用すれば香港まで約15分で移動できます。
製造業の展示会を開催するには、まさに最適な場所といえるでしょう。
もちろん、企業だけでなく飲食店や観光スポットも充実しているため、滞在中に楽しめる要素も多い街です。
昨年とは異なる地域の来場者をターゲットに、展示内容もパワーアップ!

海外での展示会へ2年連続で出展する背景には、この「開催会場の入れ替え制」があります。
昨年、来場者データを集計したところ、華東(上海・江蘇省・浙江省)の企業が圧倒的に多く、反対にプラスチック産業が盛んな深圳・香港近辺の来場者は少ないことが分かりました。
つまり深圳会場では新規の来場者と多く接点を持つチャンスがあります。
昨年、多くの中国企業に安田精機ブランドの試験装置を知っていただく機会を得ました。 今年も深圳会場で同じ機会を得られると判断し、2年連続の出展を決定しました。
今年は、ブース面積、展示装置の数を増やし、さらにパワーアップした内容でお届けします!
CHINAPLAS 2025 出展装置
- No.258-ZA 衝撃試験機(全自動)
- No.120-SAS メルトフローレイトインデックステスター(自動)
- No.120-LABOT メルトフローレイトインデックステスター(全自動)
- No.189-PNCA ノッチ加工機(自動)
今年も展示のテーマは「智能化」。 省人化・自動化が進む中国市場に向けて、安田精機の自動試験装置を広めることが目的です。
ノベルティは昨年と同じく、象印のマホービンをご用意。 お見積もりをご依頼いただいた方にプレゼントします。
詳細は、画像のWEBチラシをご覧ください。

まとめ
今回のブログではCHINAPLAS2025の開催都市である深圳という街と展示装置などの主な展示内容についてご紹介させていただきました。次回のブログではブースのデザインコンセプトなどより詳細な情報をお届けできればと思います。
ご興味があれば次回もぜひお読みください。