クリスマス

2023年も年の瀬が近づいてまいりました。こんにちは、安田精機のメディア・マーケティング課です。今年も早いもので、このブログが今年の最後の投稿になります。今回はプチクリスマス会の様子と、年末のご挨拶をして2023年のブログを締めさせていただこうと思います

安田精機でクリスマス会を開催しました!

クリスマス

先日はクリスマスでしたね。安田精機では、12月の頭ごろから社内でクリスマスの装飾を行っていました。弊社会長がポインセチアやクリスマスのアイテムをいろいろ持ってきてくださり、メディア・マーケティング課のメンバーで社内のあちこちで飾りつけをしていました。先日はささやかながら社員にお菓子を配り、クリスマス気分を共有しました。

安田精機は明日27日が最終出社日となり、年明けの初出社日は1月4日からです。年内の最終日は終業後に会社主催の忘年会が行われる予定です。

メディア・マーケティング課から年末のご挨拶

年末

それでは、2023年末のご挨拶をさせていただきます。今年の安田精機は採用で大きな動きがあった1年でした。社員数が100名を超え、新卒採用にも力を入れました。

脱コロナが本格的になり、3月からマスク着用についても個人の判断となり、社内イベントも復活しました。夏のバーベキューや忘年会など、コミュニケーションをとれる機会が多くなり、コロナ前のような活気が戻ってきたように感じます。

本年も無事に業務を終了することができたのは、ひとえにユーザーの皆様、並びに弊社製品の開発・販売にご助力いただいている皆様のおかげです。本年もたいへんお世話になりました。

来年もさらなるサービスの向上を目指し、より一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

【コラム】その1:日本でクリスマスが祝われるようになった背景

クリスマス

日本でクリスマスが祝われるようになった背景は、歴史的な経緯や文化の変遷が影響しています。主な要因を挙げてみましょう。

【日本でクリスマスが祝われるようになった背景】

  • アメリカ文化の影響
  • 商業主義の進展
  • 非宗教的なイベントとしての定着
  • カップル文化の影響

それぞれの背景に焦点を当てて詳しく解説していきます。

アメリカ文化の影響

日本では、戦後、アメリカとの文化交流が本格化していきます。特に1950年代以降、アメリカの映画や音楽、ファッションなどが導入され、クリスマスもその一環として浸透していきました。キリスト教徒が多いアメリカでは、クリスマスは、家族や友達と過ごす特別な日とされています。それが日本にも広がり、イベントとしてクリスマスを祝う文化が生まれました。

商業イベントとしての進展

もともとアメリカの催事として日本に広がっていたクリスマスは、次第に商業的なイベントとして拡大しました。ショッピングセンターや飲食店だけでなく、街全体がクリスマスデコレーションで飾られ、クリスマスにちなんだイベントが開催されたり、プレゼントを準備するためのセールが開催されたり、ケーキやチキンなどのクリスマス特有の食事がもてはやされたりするようになりました。

非宗教的なイベントとしての定着

クリスマスはもともとキリスト教の宗教行事でしたが、日本においては宗教的な意味合いよりも、イベントとして楽しむことが強調されるようになりました。家族や友達とパーティーをしたり、プレゼント交換をしたり、宗教的な側面よりもイベントとしての側面が強調されるようになりました。

カップル文化の影響

友達や家族と過ごす過ごし方が広がるなかで、よりイメージが強いのが、クリスマス=恋人と過ごすというイメージです。クリスマスイブはデートやプレゼント交換の日とされ、カップル同士がロマンチックなひとときを楽しむ文化が根付きました。クリスマスソングで恋愛をテーマにした曲が多いのもこのためかもしれません。

これらの要因が組み合わさり、日本ではクリスマスが家庭やカップル、友達と過ごす特別なイベントとして親しまれるようになりました。

【コラム】その2:クリスマスの「あるある」を紐解く

クリスマス

クリスマスといえば、特有の風習があります。例えば、ポインセチアの花を飾ることや、日本ならではの「クリスマス=チキン」の習慣がそれにあたります。ここではクリスマスの「あるある」はいつどこから広まっていったのかを紐解いていきます。

ポインセチアの発祥

ポインセチアは、クリスマスに欠かせない赤い葉っぱが特徴的な植物です。起源はメキシコにあり、伝説によれば、聖夜の夜に一人の少女が手にした草花が美しい赤い花に変わり、それがポインセチアになったと言われています。日本だけでなく、クリスマスの象徴として世界中で愛され、飾りつけに使われています。

クリスマスをイメージさせる植物にはほかに「クリスマスローズ」があります。クリスマスローズの名前の由来はクリスマスの時期にバラのような花を咲かせるからだといわれています。こちらは飾りつけに使われることはあまりないですが、冬のあまり花がない時期に重宝する花です。

クリスマスにチキンを食べる習慣

日本でクリスマスにチキンを食べる習慣は、1974年にケンタッキーフライドチキンが始めた販売キャンペーンがきっかけです。この独自のマーケティング戦略が成功し、以来、日本ではクリスマスにチキンを食べることが一般的となりました。

当時、ケンタッキーフライドチキンは「クリスマスにはチキンを食べよう」という広告キャンペーンを展開しました。当時の日本では、外食文化が急速に変化している時期でもありました。特に若い世代やカップルは外で食事を楽しむことが一般的になり、クリスマスに外で料理を楽しむという概念が定着しました。

外食ブームの追い風を受け、「クリスマス=ケンタッキー」というイメージが加速的に広がり、クリスマスシーズンになるとKFCの店舗が長蛇の列で賑わう光景が生まれました。

まとめ

年末

このブログでは2023年の締めくくりとして、クリスマスコラムや年末のご挨拶をさせていただきました。改めまして、本年も大変お世話になりありがとうございました。よいお年をお迎えください。

参考:クリスマスの歴史や由来、目的を知ってますか?日本発祥の地や宗教との関係を徹底解説!リスマスの食卓にフライドチキン日本の食文化を作ったKFCJの功績と強み