わたしたちの身のまわりにある、ほとんどのものは、品質を守るためにたくさんの試験を受けているよ。200種類以上ある安田精機製作所の試験機たちが暮らしの中のどんな製品を作るのに使われているか一緒にみてみよう!
靴に使われている試験機
甲の部分の生地や革
足をおおってる部分の生地は丈夫さや、はき心地に大きく関係しているんだ。
はいているうちにすぐに破れたり、足が痛くなったら困るよね。生地の丈夫さや、やわらかさを調べる試験をするよ。
フレキシオメーターのしくみ
生地や革を何回も曲げたり、ひっぱったりして
傷んだり破れたりする様子をみるよ。

ゴムをふくらませて生地がやぶれるかみるよ。
中じきのクッション
足への負担を軽くする中のクッション。
はいてからすぐにぺったんこになってしまったら困るよね。
そこでクッションの弾力性を調べる試験をするよ。
クッションのしょうげきをしらべる試験機のしくみ①
クッションのしょうげきをしらべる試験機のしくみ➁
クッションの素材を強い力でぎゅっと押して様子をみるよ。
底のゴム
靴の底は安全に歩いたり、走ったりできるように、滑りにくいことのほかに
すぐにすり減らない丈夫さが大切なんだ。すり減り具合を調べる試験をするよ。
DINまもうしけんきのしくみ
小さなかたいつぶつぶがついた板(紙やすりみたいなもの)で
ゴムをこすって、削り具合の様子をみるよ。

おなじく
小さなかたいつぶつぶがついた
板で
ゴムをこすって、
削り
具合の
様子をみるよ。

おなじく
小さなかたいつぶつぶがついた
板で
ゴムをこすって、
削り
具合の
様子をみるよ。
服に使われている試験機
服の色
デニムのズボンと白いシャツを着ていたら、白いシャツに青い色がついてしまったことはないかな?
これは「色うつり」といって、生地どうしがこすれて色がついてしまうことをいうんだよ。
大切な服に他の服の色がついてしまったら、ガッカリだよね。生地がどれぐらい色うつりするかどうか調べる試験をするよ
がくしんがたまもうしけんきのしくみ
調べたい生地と真っ白な生地をこすりあわせて様子をみるよ。
服のやぶれやすさ
ポケット・ファスナーなど縫い付けてある部分や、ひじやひざなど引っ張られる部分の縫い目には強い力がかかるよ。
布のやぶれやすさを調べる試験をするよ。
しょくふエルメンドルフがたひきさきどしけんきのしくみ
どれぐらい強い力でひっぱったら、生地がやぶれるか調べるよ。
着ているとでてくる毛玉
靴下やセーターにできる毛玉って知ってるかな?
「繊維」がけばだってできる小さな玉のようなものだよ。お洗濯の時やカバンと服がこすれたりすると
毛玉ができてしまうんだ。毛玉のできやすさを調べる試験をするよ。
ICIがたピリングテスターのしくみ①
ICIがたピリングテスターのしくみ➁
箱の中で布どうしをこすりあわせて、毛玉ができる様子をみるよ。
布を
針でひっかいて、
毛玉ができる
様子をみるよ。