クラッシュバーグ柔軟温度試験機(ねじり剛性率測定機)とは、プラスチックの柔軟温度を算出するためのねじれ角を測定する試験機です。クラッシュバーグ柔軟温度試験機の仕様についてご案内いたします。

No.170 クラッシュバーグ柔軟温度試験機(手動)

参考規格 JIS (K6734)、(K6745)、K6773、K6924-2、ASTM D1043、ISO 458

No.170 クラッシュバーグ柔軟温度試験機(手動)
  • プラスチックの柔軟温度を算出するためのねじれ角を測定する クラッシュバーグ柔軟温度試験 機です。
  • 試験片を上下 チャック に固定してエタノール中に浸し、-55°C以下まで下げてから、5秒間 トルク を掛けてねじれ角を読み取ります。
  • その後1分間に2°Cの割合で温度を上昇させながら、5°Cごとに3分間放置してねじれ角を読み取ります。
  • 各測定温度における剛性率を算出し、温度-剛性率曲線から柔軟温度を求めます。

No.170 仕様

試験片幅 6.35 ± 0.03 mm、長さ 64 mm、厚さ 0.8 ~ 1.5 mm
チャック間距離40 mm
角度目盛0 ~ 360°(目盛 1°) ※回るのは270°まで
温度-60 ~ 100 °C(低温はドライアイス式)
昇温速度2 °C/min
トルク装置プーリー式
おもり5 g、10 g、20 g、50 g
専用ソフトウェア
付属品ジュワーフラスコ、温度計: 2本、試験片打抜刃、 試験片穴ポンチ、試験片取付ゲージ
電源AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz
機体寸法・重量約 W300 × D400 × H900 mm・約 36 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.170-AUTO クラッシュバーグ柔軟温度試験機(自動)

参考規格 JIS (K6734)、(K6745)、K6773、K6924-2、ASTM D1043、ISO 458

No.170-AUTO クラッシュバーグ柔軟温度試験機(自動)
  • ロータリーエンコーダーを利用してねじれ角を検出し、剛性率を算出します。
  • 温度-剛性率曲線をPC上に表示させ、自動的に柔軟温度を求めます。

No.170-AUTO 仕様

試験片幅 6.35 ± 0.03 mm、長さ 64 mm、厚さ 0.8 ~ 1.5 mm
チャック間距離40 mm
角度目盛0 ~ 270°(目盛 0.1°)、 ロータリーエンコーダー検出
温度-60 ~ 100 °C(低温はドライアイス式)
昇温速度2 °C/min
トルク装置プーリー式
おもり5 g、10 g、20 g、50 g
専用ソフトウェアWindows対応
付属品ジュワーフラスコ、温度計: 2本、試験片打抜刃、 試験片穴ポンチ、試験片取付ゲージ
電源AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz
機体寸法・重量本体:約 W320× D400 × H1,230 mm・約 50 kg 操作盤:約 W350 × D460 × H355 mm・約 17 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.312 テーバー式ステフネステスター

参考規格 JIS P8125、TAPPI-T489、ISO 2493

No.312 テーバー式ステフネステスター
  • 荷重曲げ方法により、板紙の こわさ を評価します。
  • 試験片の一端をチャックに取り付けて片持ちばりを構成させ、他端を規定の速度で15°曲げます。
  • 50mmの荷重長になった時の試験片を曲げるのに要する力を荷重目盛から読み取ります。
  • 読み取った荷重目盛から曲げモーメントと曲げ抗力を算出します。

No.312 仕様

振子のモーメントMax. 490 mN⋅m(5,000 gf⋅cm)
荷重目盛左右 0 ~ 100
荷重100 gf、200 gf、500 gf
荷重取付位置回転軸から 100 mm
曲げ角度左右 15° 及び 7.5°
曲げ速度180 ± 40°/min
試験片幅 30 ~ 40 mm(標準 38.0 ± 0.2 mm)、長さ 70 mm、厚さ 3.2 mm以下
ローラー試験用: 直径 φ8.60 ± 0.05 mm 調整用: 直径 φ8.93 ± 0.05 mm
電源AC 100 V、単相、3 A、50/60 Hz
機体寸法・重量約 W300 × D350 × H500 mm・約 25 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.312-D テーバー式ステフネステスター(デジタル)

参考規格 JIS P8125、TAPPI-T489、ISO 2493

No.312-D テーバー式ステフネステスター(デジタル)
  • デジタルタイプのテーバー式ステフネステスターです。
  • 荷重目盛から自動で曲げモーメントと曲げ抗力を算出して表示するので、数値を直読することができます。

No.312-D 仕様

振子のモーメントMax. 490 mN⋅m(5,000 gf⋅cm)
荷重目盛左右 0 ~ 100
荷重100 gf、200 gf、500 gf
荷重取付位置回転軸から 100 mm
曲げ角度左右 15° 及び 7.5°
曲げ速度180 ± 40°/min
試験片幅 30 ~ 40 mm(標準 38.0 ± 0.2 mm)、長さ 70 mm、厚さ 3.2 mm以下
ローラー試験用: 直径 φ8.60 ± 0.05 mm 調整用: 直径 φ8.93 ± 0.05 mm
電源AC 100 V、単相、3 A、50/60 Hz
機体寸法・重量約 W300 × D350 × H520 mm・約 25 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.342 クラーク形柔軟度試験機

参考規格 JIS (L1018)、L1096、P8143、TAPPI-(T451)

No.342 クラーク形柔軟度試験機
デモ機あり!詳しくはコチラ
  • クラーク法により、紙、プラスチックフィルム、織物等のこわさ(剛軟度)を評価します。
  • 試験片を2本のロールに挟み、ハンドルを回して毎分1.0±0.1回転の速度で左右に規定の角度(織物は90±2°、紙は88~95°)回転させたときに、自重によって倒れる試験片の張り出し長さ(臨界長さ)を測定します。
  • 測定した張り出し長さからクラークこわさを算出します。

No.342 仕様

試験片紙: 幅 15 ~ 50 mm(標準 30 mm)、長さ 75 mm以上 織物: 幅 20 mm、長さ 150 ~ 200 mm
ロール直径 φ29.0 ± 1.0 mm
角度目盛左右 0 ~ 90°(目盛 1°)
つかみ回転速度1.0 ± 0.1 rpm(手動式)
機体寸法・重量約 W160 × D170 × H210 mm・約 3 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.118 オルゼン形剛性度試験機(重荷重式)

参考規格 JIS K7106、ASTM D747

No.118 オルゼン形剛性度試験機(重荷重式)
  • 片持ちばりによるプラスチック材料の曲げこわさ(曲げ剛性)を評価します。
  • 試験片の一端をチャック(試験片つかみ具)に固定し、一定の速度で所定の曲げ角度まで屈曲します。
  • そのときの曲げ角度ともう一端の試験片支持部に加わる曲げモーメントから曲げこわさを求めます。
  • 試験片の変形が弾性域だけでなく塑性域に及んでいるかの区別はできないため、求められる曲げこわさは見かけの値です。

No.118 仕様

振子のモーメントMax. 5 lb⋅in 〈1 lb = 453 g〉
荷重目盛0 ~ 100 %(目盛 1 %)
おもり0.5 lb ・・・ 1個、1 lb ・・・ 2個
荷重取付位置回転位置から 4″
曲げ角度目盛0 ~ 90°(目盛 1°)
ピストンオプション
チャック回転速度60°/min
試験片幅 5 ± 0.5 mm または 13 ± 0.5 mm 長さ 60 mm以上 厚さ 1.0 ± 0.1 mm または 2.0 ± 0.2 mm
支点間距離7 ~ 50 mm
チャックの幅30 mm
電源AC 100 V、単相、5 A、50/60 Hz
機体寸法・重量約 W340 × D300 × H460 mm・約 10 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.118-D オルゼン形剛性度試験機(重荷重式、デジタル式)

参考規格 JIS K7106、ASTM D747

No.118-D オルゼン形剛性度試験機(重荷重式)(デジタル)
  • タッチパネルから曲げこわさ(曲げ剛性)を直読できるデジタルタイプのオルゼン形剛性度試験機です。
  • 曲げこわさを自動的に算出し、平均値及び標準偏差も算出します。

No.118-D 仕様

振子のモーメントMax. 5 lb⋅in 〈1 lb = 453 g〉
荷重目盛0 ~ 100 %(目盛 1 %)
おもり0.5 lb ・・・ 1個、1 lb ・・・ 2個
荷重取付位置回転位置から 4″
曲げ角度目盛0 ~ 90°(目盛 1°)
チャック回転速度60°/min
試験片幅 5 ± 0.5 mm または 13 ± 0.5 mm 長さ 60 mm以上 厚さ 1.0 ± 0.1 mm または 2.0 ± 0.2 mm
支点間距離7 ~ 50 mm
チャックの幅30 mm
電源AC 200 V、単相、3 A、50/60 Hz
機体寸法・重量約 W570 × D350 × H490 mm・約 15 kg
※仕様は予告なく変更することがあります