
シャルピー衝撃試験機(アイゾット衝撃試験機)とは、試験片に対し衝撃を与える事により製品脆弱性をテストするための装置です。試験片の破壊に要したエネルギーを測定します。 試験片の両端を支え、ノッチ部の背面をハンマで打撃して衝撃値を測定する シャルピー衝撃試験 と、試験片の片端を固定し、反対側をノッチの付いている方向からハンマで打撃して衝撃値を測定するアイゾット衝撃試験があります。 シャルピー・アイゾット衝撃試験機の仕様を、動画と共にわかりやすく説明しています。
目次
No.258-D・No.258-PC (手動)シャルピー・アイゾット衝撃試験機

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特徴
・低温槽内で、シャルピー衝撃試験及び、アイゾット衝撃試験が行えます。
シャルピー

アイゾット

操作&動作 MOVIE 【 No.258-D デジタルタッチパネルタイプ 】
No.258・258-D・258-PC 仕様(準拠規格)【 JIS/ISO・ASTM 】
本体寸法 | 約 W500 x D350 x H850 mm (デジタルタッチパネル仕様:奥行き+約250、飛散防止カーテン:幅+約520mm、安全カバー:幅+約500 x 高さ + 約275mm) |
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本体質量 | 約125kg (デジタル仕様:+約5kg、飛散防止カーテン:+約5kg、安全カバー:+約75kg) |
電源 | デジタル仕様安全カバーなし:単相、AC100V、3A、50/60Hz デジタル仕様安全カバー付:単相、AC100V、5A、50/60Hz |
標準付属品 | 工具一式 |
No.258-L 衝撃試験機(低温槽付)
参考規格 JIS K7110、K7111-1、ASTM D256、D6110、ISO 179-1:2010、180

特徴
・低温槽内で、シャルピー衝撃試験及び、アイゾット衝撃試験が行えます。
温度 | -35 °C ~ 60 °C(冷凍機式) |
安全装置 | インターロック付安全カバー |
オプション | アンビル電機締付(アイゾットのみ) |
その他仕様 | No.258 衝撃試験機 による |
電源 | AC 200 V、3相、40 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量 | 約 W1,110 × D1,160 × H1,760 mm・約 450 kg |
No.258-UTL 衝撃試験機(超低温槽付)
参考規格 JIS K7110、K7111-1、ASTM D256、D6110、ISO 179-1:2010、180

特徴
・低温槽内で、シャルピー衝撃試験及び、アイゾット衝撃試験が行えます。
温度 | -50 °C ~ 60 °C(冷凍機式) |
安全装置 | インターロック付安全カバー |
オプション | アンビル電動締付(アイゾットのみ) |
その他仕様 | No.258 衝撃試験機 による |
電源 | AC 200 V、3相、30 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量 | 約 W1,670 × D1,480 × H2,130 mm・約 710 kg |
No.258-ZA (全自動)シャルピー・アイゾット衝撃試験機
参考規格 JIS K7110、K7111-1、ASTM D256、ISO 179-1:2010、180

特徴
- シャルピー・アイゾット衝撃試験機を完全に自動化致しました。
- カセットに試験片をセットし、専用ソフトウェア上で試験条件を入力するだけで、最大210個の試験片が連続で測定できます。
- 3種類のハンマーを自動で交換できる為、ハンマー交換による試験の中断がなく、連続して試験を行うことができます。
- 自動試料採寸・ノッチ位置合わせを約6秒で行います。
- オプションに低温槽を付けることが可能です。
No.258-ZA 仕様
温度 | -40℃〜80℃(冷凍機式)または温度制御無し |
ハンマー | 容量 0.5 ~ 25 J(シャルピー)、1〜7.5 J (アイゾット)、自動持上げ装置、自動停止装置 |
アンビル | 自動ノッチ位置決め装置、測定済試験片除去装置 |
試験片セット数 | 70個 × 3 カセット(計 210 個) ※試験片サイズ:幅 10 × 厚さ 4 × 長さ 80 mmの場合 |
専用ソフトウェア | Windows対応 |
オプション | ハンマー高さ調節装置(シャルピーのみ)、低温槽、自動試験片測寸装置、測定済試験片回収ターンテーブル(20 個) |
電源 | AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz 低温槽付:AC 200 V、3相、30 A、50/60 Hz |
エアー源 | 0.5 MPa以上 |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W1,150 × D1,050 × H1,950 mm・約 700 kg |
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