フォームラバー繰返し圧縮試験機とは、ポリウレタンフォームやラテックスフォームの軟質発泡材料に対し、B法(定変位法)により繰返し圧縮残留ひずみ試験を行う試験機です。フォームラバー繰返し圧縮試験機の仕様についてご案内いたします。
No.260 フォームラバー繰返し圧縮試験機
参考規格 JIS (K6382)、K6400-4
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- ポリウレタンフォームやラテックスフォームの軟質発泡材料に対し、B法(定変位法)により繰返し圧縮残留ひずみ試験を行います。
- 試験片の厚さを測定した後、平行板の間に置き、毎分60回の速さで元の厚さの50%に圧縮し、これを80,000回連続で行います。
- 試験片を取り出して規定の環境下で30分間放置し、再度試験片の厚さを測定します。
- 試験前後の厚さから厚さ低下率を算出し、繰返し圧縮残留ひずみとします。
掛け数 | 2個掛 |
試験片 | 厚さ 20 mm以上、幅及び長さ 50 mm以上 |
圧縮板 | 310 × 310 mm、通気孔径 φ6 mm(ピッチ 20 mm) |
圧縮距離 | 10 ~ 100 mm(2列単独可変式) |
圧縮速度 | 60 〜 180回/min |
カウンター | 6桁(プリセット式) |
オプション | 上下安全カバー、非常停止ボタン、上部圧縮板交換仕様 |
電源 | AC 200 V、3相、15 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W1,130 × D600 × H1,460 mm・約 292 kg |