MIT形耐折度試験機(mit試験・耐折性試験機)とは、紙及び板紙・プラスチックフィルム・フレキシブルプリント配線板(FPC)等の材料を規定の角度や速度で屈曲を繰り返し、材料の破断、または短絡するまで試験を行い、耐折強さを評価する試験機です。MIT形耐折度試験機の仕様をわかりやすく説明しています。

No.307 MIT形耐折度試験機

参考規格 JIS C5016、P8115、R3420、ASTM D2176、TAPPI-T511、ISO 5626

No.307 MIT形耐折度試験機
  • 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
  • 紙及び板紙、プラスチックフィルム、フレキシブルプリント配線板(FPC)等の耐折強さを評価します。
  • アルミニウム等の金属箔(はく)の自動折り曲げ試験にも用いられます。
  • 規定の荷重を掛けて試験片を引張りながら、左右135°に規定の速さで折り曲げ、試験片が破断するまで続けます。
  • 破断するまでの往復折曲げ回数から耐折強さを算出します。
  • 荷重はデッドウェイト式となります。
  • 低温槽内で試験を行うL型も取り揃えております。
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この装置は受託試験対応機です

No.307 MIT形耐折度試験機 操作&動作動画

No.307 仕様

型式No.307 MIT形耐折度試験機
掛け数1個掛、3個掛、5個掛(3種)
試験片幅 15.0 ± 0.1 mm、長さ 110 ± 5 mm
荷重4.9 ~ 14.7 N(0.5 ~ 1.5 kgf)
(デッドウェイト式)(規格値 9.8 N)
折曲げ角度135° ± 2°
(オプション: 45°、90°、3段切換式)
折曲げ速度175 ± 10 回/min
(オプション: 45 回/min、90 回/min、3段切換式)
折曲げ面曲率半径 R0.38 ± 0.02 mm、長さ 19.0 ± 0.5 mm、間隙 0.25 mm
カウンター6桁(プリセット式)
温度
オプション通電装置(FPC用)
電源AC 100 Vまたは 200V、単相、 10 ~ 15 A、50/60 Hz
機体寸法・重量(参考値)1 個掛 約 W470 × D400 × H850mm・約 31 kg
3 個掛 約 W600 × D550 × H850mm・約 67 kg
5 個掛 約 W720 × D630 × H850mm・約 79 kg
※仕様は予告なく変更することがあります

No.307-L MIT形耐折度試験機(低温槽付)

参考規格 JIS C5016、P8115、R3420、ASTM D2176、TAPPI-T511、ISO 5626

No.307-L MIT形耐折度試験機(低温槽付)
  • 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
  • 低温槽内で試験できるMIT形耐折度試験機です。

No.307-L 仕様

型式No.307-L MIT形耐折度試験機(低温槽付)
掛け数3個掛
※1個掛と5個掛の仕様についてはお問い合わせください
試験片幅 15.0 ± 0.1 mm、長さ 110 ± 5 mm
荷重4.9 ~ 14.7 N(0.5 ~ 1.5 kgf)
(デッドウェイト式)(規格値 9.8 N)
折曲げ角度135° ± 2°
(オプション: 45°、90°、3段切換式)
折曲げ速度175 ± 10 回/min
(オプション: 45 回/min、90 回/min、3段切換式)
折曲げ面曲率半径 R0.38 ± 0.02 mm、長さ 19.0 ± 0.5 mm、間隙 0.25 mm
カウンター6桁(プリセット式)
温度-35 ~ 60 °C(冷凍機式)
オプション通電装置(FPC用)
電源AC 100 Vまたは 200V、単相、 10 ~ 15 A、50/60 Hz
機体寸法・重量3 個掛 約 W950 × D830 × H1550mm・約 350 kg
※仕様は予告なく変更することがあります