学振形摩擦試験機(摩擦試験機Ⅱ形)とは、繊維製品、革、ゴム・プラスチック引布等の摩耗・摩擦試験を行う試験機です。摩擦に対する染色堅ろう度を評価します。学振形摩擦試験機の仕様をご案内しています。
No.428 学振形摩擦試験機(摩擦試験機Ⅱ形)
参考規格 JIS K5701-1、K6404-16、K6547、K6772、L0849、(L0862)、L1084、P8136、ISO 105-X12、(JASO)
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 繊維製品、革、ゴム・プラスチック引布等の摩擦に対する染色堅ろう度を評価します。
- 板紙、インキ等の耐摩耗強さ、耐摩擦性の評価等、幅広く試験が行えます。
- 表面半径200mmのかまぼこ形をした試験片台に試験片を固定し、試験機の摩擦子には白綿布を固定します。
- 摩擦子を試験片の上に置き、摩擦子の上から規定の荷重を掛け、摩擦子を規定の速度で水平方向に往復運動させます。
- 規定の回数往復させた後、白綿布の着色の程度をグレースケールを用いて判定します。
No.428 学振形摩擦試験機の操作・動作がよく分かる動画はこちら!
No.428 仕様
掛け数 | 6個掛 |
試験片 | 220 × 30 mm |
白綿布 | 50 × 50 mm |
荷重 | 初荷重 1.96 N (追加ウエイト6個付属) |
摩擦子 | 表面半径 R45 mm、20 × 20 mm |
試験片台 | 表面半径 R200 mm、かまぼこ形(オプション: 平面形) |
摩擦距離 | 120 mm(平面形は 100 mm) |
摩擦速度 | 30 往復/min |
カウンター | 9桁(プリセット式) |
オプション | 追加ウエイト(4.9 N、9.8 N)6個 |
電源 | AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W 600 × D700 × H450 mm・約 70 kg |