<C3216-3 対応品登場>
エナメル線軟らかさ試験機(スプリングバック試験機)とは、スプリングバック法により、エナメル線の軟らかさを評価する試験機です。エナメル線軟らかさ試験機の仕様についてご案内いたします。
No.163-SB エナメル線軟らかさ試験機(スプリングバック法)
参考規格 JIS (C3003)、C3216-3(附属書JA 代替試験方法)、IEC-60851-3
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- マンドレルに巻かれるように試験片の一端を止め穴に差し込み、他端におもりを吊るします。
- 試験片を毎分5~10回の回転速度でマンドレルに3回巻き付けて、印を付けてからおもりを取り外します。
- マンドレルに巻いた試験片をゆっくり戻し、印の止まった位置の目盛を読み取って軟らかさを評価します。
試料 | 1 m、導体径 φ0.25 ~ φ1.6 mm |
マンドレル回転速度 | 5 ~ 10 rpm(手動式 または 電動式) |
マンドレル径 | φ19 mm、 φ48 mm、 φ82 mm |
荷重 | 57 g、115 g、455 g |
目盛 | 0 ~ 120 |
カウンター | 4桁(プリセット式)(電動式のみ) |
付属品 | フットスイッチ(電動式のみ) |
電源 | AC 100 V、単相、3 A、50/60 Hz(電動式) |
寸法・重量 | 約 W128 × D190 × H184 mm・約 6.1 kg(手動式) 約 W480 × D285 × H250 mm・約 10 kg(電動式) |
No.163HC エナメル線軟らかさ試験機(ヘリカルコイル巻き戻り角度法)
参考規格 C3216-3、IEC-60851-3
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- マンドレルに巻かれるように試験片の一端を止め穴に差し込み、他端におもりを吊るします。
- 規定の回転速度でマンドレルに5回巻き付けて、印を付けてからおもりを取り外します。
- 張力をゆっくりと開放し、5回転目の端の戻り角の目盛を読み取って軟らかさを評価します。
試料 | 1 m、導体径 φ0.08 ~ φ1.6 mm |
マンドレル回転速度 | 1 ~ 3 rpm(手動式 または 電動式) |
マンドレル径 | φ5 mm、 φ7 mm、 φ10 mm、φ12.5 mm、 φ19 mm、 φ25 mm、φ37.5 mm、 φ50 mm |
荷重 | 0.25N、0.5N、1N、2N、4N、8N、12N、15N |
目盛 | 0 ~ 72 |
機体寸法・重量 | 約 W128 × D190 × H184 mm・約 4.3 kg(手動式) |