スクレープテスター(耐摩耗試験装置)とは、エナメル線の耐摩耗性を評価するための試験機です。スクレープテスターの仕様についてご案内いたします。

No.215 スクレープテスター

参考規格 JIS (C3003)、C3216-3、IEC-60851-3、NEMA-C9.5

No.215 スクレープテスター
  • 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
  • エナメル線の耐摩耗性を評価するための試験機(耐摩耗試験装置)です。
  • 試験片をクランプに設置し、ピアノ線を固定した摩耗ヘッドと試験台で試験片を挟み、荷重を増加させながら摩耗ヘッドを毎分400±40mmの速さで移動させて摩耗します。
  • 摩耗により試験片とピアノ線との間に導通が生じたときの力を破壊力とします。
  • 120度及び240度回転させることで、同じ試験片から3回の試験を行うことができます。
摩耗距離100 mm
摩耗速度400 ± 40 mm/min
荷重範囲初荷重 100 gf ~ Max. 3.2 kgf
ピアノ線直径 φ0.23 ± 0.01 mm
試料回転角度0°、120°、240°
オプション安全カバー
電源AC 100 V、単相、5 A、50/60 Hz
機体寸法・重量(参考値)約 W560 × D470 × H490 mm・約 45 kg
※仕様は予告なく変更することがあります