ケーブル低温衝撃試験機とは、電気・光ファイバケーブルの絶縁体及びシース材料の低温衝撃試験を行う衝撃試験装置です。ケーブル低温衝撃試験機の仕様についてご案内いたします。
No.124 キャブタイヤケーブル衝撃試験機
参考規格 JIS C3005
- ゴム・プラスチック絶縁電線の衝撃試験を行うものです。
- 試料に規定のおもりを規定の高さより落下させた時の絶縁体及びシースの破損または、ひび割れの有無、各線心の導体素線の断線数を調べます。
おもり | 初荷重 3kg ~ Max. 40kg |
衝撃刃 | 先端半径 R10 mm、先端角度 90°、幅 120 mm |
落下高さ | 300 ~ 1,300 mm(ピッチ 100 mm) |
重錘離脱装置 | レバー方式(オプション:ソレノイド方式) |
再衝撃防止装置 | ラチェット方式 |
オプション | 電動巻き上げ装置 |
電源 | AC 100 V、単相、5 A、50 / 60 Hz |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W820 × D550 × H2,000 mm、約 150 kg |
No.124-PTL ケーブル低温衝撃試験機
参考規格 JIS C3660-1-4、C8282-1、IEC-60811-1-4、60884-1、JIS C6821、C6851、C6861、IEC-60794(光ファイバ)
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- 電気・光ファイバケーブルの 絶縁体 及び シース 材料の低温衝撃試験を行う衝撃試験装置です。
- プラグ及びコンセント等の電気部品等にも使用されます。
- 試験機とケーブル試験片を、試験前に適切な低温槽の中で規定の時間冷却して準備します。
- 規定の時間経過後、低温槽の中で試験機の試験片台の上に試験片を置き、100mmの高さから規定の質量のハンマーを落下させます。
- 試験後は試験体を室温または常温に戻してから、目視により絶縁体及びシースの クラック の有無を調べます。
おもり | 100 g、200 g、300 g、400 g、500 g、600 g、750 g、1,000 g、1,250 g、1,500 g、2,000 g より選択 |
圧子 | 衝撃面 R300 mm、φ20 mm、100 g |
落下高さ | 100 mm |
重錘離脱装置 | レバー方式 |
機体寸法・重量(参考値) | 約 W280 × D120 × H460 mm・約 16 kg (ゴム 約 W350 × D220 × H40 mmは含まず) |