自動クロスカット試験機とは、クロスカット法により、塗膜の付着性を評価するものです。一定条件で切り込むので、手動で行うより正確な試験が行えます。自動クロスカット試験機の仕様についてご案内いたします。
自動クロスカット試験機-動画
安田精機製の自動クロスカット加工機のタッチパネル操作と試験機動作です。
No.551-AUTO-1 クロスカット加工機(自動)
参考規格 JIS D0202、(K5400)、K5600-5-6、ISO 2409
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- クロスカット法 により塗膜に格子パターンの切り込みを入れるための加工機(碁盤目試験機)です。
- 切り込み本数とそのピッチを設定でき、切込みを入れる動作を自動化しています。
- 試験片に対し刃が垂直に接するようにし、規定の荷重を加えます。
- すべての切り込みが塗膜を貫通し、素地の表面まで達するようにして、規定の数の切り込みを試験片に入れます。
- 切り込みを入れた後、はけでブラッシングをして既定のテープを貼り、5 分以内に剥がします。
- 目視で試験片の表面と分類表を比較して評価します。
No.551-AUTO-1 仕様
試験片テーブル | 240 × 200 mm |
90°回転方式 | 手動 |
最大試験片寸法 | 210 × 200 mm(クロスカット加工可能な領域は 140 × 140 mm) |
切込みピッチ | 0.5、1.0、1.5、2.0、3,0mm より選択 |
切込み速度 | 5 〜 150 mm/s ( 0.1 mm/s 単位 ) |
切込み本数 | 任意設定式(規格値6本、11本) |
荷重 | 初荷重 10 gf ~400 gf デッドウエイトバランス + 追加荷重方式 10 〜 400 gf、50 〜1,050 gfより選択 |
切込み工具 | カッター |
安全装置 | キノコ型非常停止ボタン |
付属品 | ウエイト※、水準器、高さ調整用ゲージ、カッター刃ホルダー、カッター替刃、カッター刃取付治具 六角レンチ、片口スパナ |
オプション | 鋼針、鋼針ホルダー、サファイヤ針、サファイヤ針ホルダー、安全カバー |
電源 | AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量 | 安全カバーなし 約 W630 × D750 × H700 mm・約 90 kg 安全カバーあり 約 W630 × D750 × H760 mm・約 95 kg ※選択した荷重によって、ウエイトの内容は変更します。 |
No.551-AUTO-2 クロスカット加工機(自動)
参考規格 JIS D0202、(K5400)、K5600-5-6、ISO 2409
- 本機は上記の規格に準拠し、製造されています。
- クロスカット法により塗膜に格子パターンの切り込みを入れるための加工機(碁盤目試験機)です。
- 切込みを入れる動作だけでなく試験片を90° 回転させる動作も自動化しています。
- 試験片に対し刃が垂直に接するようにし、規定の荷重を加えます。
- すべての切り込みが塗膜を貫通し、素地の表面まで達するようにして、規定の数の切り込みを試験片に入れます。
- 切り込みを入れた後、はけでブラッシングをして既定のテープを貼り、5 分以内に剥がします。
- 目視で試験片の表面と分類表を比較して評価します。
No.551-AUTO-2 仕様
試験片テーブル | 240 × 200 mm |
90°回転方式 | 自動 |
最大試験片寸法 | 210 × 200 mm(クロスカット加工可能な領域は 140 × 140 mm) |
切込みピッチ | 0.5、1.0、1.5、2.0、3,0mm より選択 |
切込み速度 | 5 〜 150 mm/s ( 0.1 mm/s 単位 ) |
切込み本数 | 任意設定式(規格値6本、11本) |
荷重 | 初荷重 10 gf ~400 gf デッドウエイトバランス + 追加荷重方式 10 〜 400 gf、50 〜1,050 gfより選択 |
切込み工具 | カッター |
安全装置 | キノコ型非常停止ボタン |
付属品 | ウエイト※、水準器、高さ調整用ゲージ、カッター刃ホルダー、カッター替刃、カッター刃取付治具 六角レンチ、片口スパナ |
オプション | 鋼針、鋼針ホルダー、サファイヤ針、サファイヤ針ホルダー、安全カバー |
電源 | AC 100 V、単相、10 A、50/60 Hz |
機体寸法・重量 | 安全カバーなし 約 W630 × D750 × H700 mm・約 90 kg 安全カバーあり 約 W630 × D750 × H760 mm・約 95 kg ※選択した荷重によって、ウエイトの内容は変更します。 |