258-D・258-PC
258-D・258-PC

操作説明動画

  • タッチパネル

    優れた操作性

    試験をスムーズに実施できる

    試験後のハンマー振り上がり角度から、衝撃値を自動で算出します。操作方法は、タッチパネル操作のNo.258-D、PC操作のNo.258-PCから選択可能。No.258-Dは2024年にソフトをリニューアルし、操作性が格段に向上しました。

  • 258-D安全カバー仕様

    安全カバー仕様

    試験部全体を覆う安全カバー

    試験部全体がカバーで覆われているため、ハンマーと手が接触することなく、安全に試験を行うことができます。試験片が飛散する心配もありません。ハンマーリリースなどの操作はタッチパネルで行うことができます。

  • 特殊仕様ハンマー

    豊富な特殊仕様の実績

    特殊な試験も実現可能

    弊社では、特殊仕様に対応した実績が多数あります。独自の安全仕様がある、特殊な試験を行いたい、などご要望がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
    (例)
    ・特殊なハンマーひょう量
    ・飛散防止網付き特殊作業台…など

試験片寸法測定装置とインプットツール

インプットツールで衝撃試験を効率化

弊社は、試験片寸法の測定を簡略化する「インプットツール」を3種取り揃えております。これにより寸法の測定にかかる時間を削減し、効率的に試験が行えます。

本体仕様 No.258-D:タッチパネル操作
No.258-PC:PC操作
電源 標準:単相AC 100〜240V、3A、50/60 Hz
(安全カバー付:単相100V、5A、50/60 Hz)
機体寸法・重量(参考値) No.258-D: 約 W1,020 × D600 × H850 mm・約 135 kg
No.258-PC: 約 W1,020 × D350 × H850 mm・約 125 kg

共通仕様

規格 JIS/ISO ASTM
参考規格 JIS K 7111-1:2012、ISO 179-1:2010 JIS K 7110:1999、ISO 180:2000 ASTM D6110-10 ASTM D256-10
試験方法 シャルピー衝撃試験 アイゾット衝撃試験 シャルピー衝撃試験 アイゾット衝撃試験
ハンマーひょう量(J)※1 0.5, 1, 2, 4, 5 7.5, 15, 25※2 1, 2.75, 5.5, 11, 22 2.7
アンビル用かさ上げ台 必要
衝撃速度 2.9m/s 3.8m/s 3.5m/s 3.46m/s 3.5m/s
ハンマー持ち上げ角度 150°
ハンマー 下記参照
アンビル 下記参照
※1 ハンマーひょう量は、標準以外の物も製作可能です。kgf・cm単位もお問い合わせください。 ※2 50Jのハンマーは取扱がありません。

ハンマー

シャルピー シャルピーのハンマー
規格 ひょう量 許容摩擦損失 衝撃速度 衝撃刃の先端角度 衝撃刃縁の半径
JIS/
ISO
0.5J 4% 2.9m/s(±10%) 30±1° 2.0±0.5mm
1J 2%
2J 1%
4J 0.5%
5J 0.5%
7.5J 0.5% 3.8m/s(±10%)
15J 0.5%
25J 0.5%
ASTM 2.7〜21.7J 3.46m/s 45±2° 3.17±0.12mm

シャルピーのハンマーは、上記表の3タイプに分かれます。JIS(ISO)の場合、衝撃速度によりハンマー長さが変わります。例えば、4Jと7.5Jで試験をしたい場合はハンマーが2本必要になります。また、JIS(ISO)とASTMのハンマーでは衝撃速度や打撃刃の形状などが変わりますが、兼用されることも多いです(※厳密には規格準拠とは言えません)。

アイゾット アイゾットのハンマー
規格 ひょう量 許容摩擦損失 衝撃速度 衝撃刃の先端角度 衝撃刃縁の半径
JIS/
ISO
0.5J 4% 2.9m/s(±10%) 30±1° 2.0±0.5mm
1J 2%
2J 1%
4J 0.5%
5J 0.5%
7.5J 0.5% 3.8m/s(±10%)
15J 0.5%
25J 0.5%
ASTM 2.7〜21.7J 3.46m/s 45±2° 3.17±0.12mm

JIS(ISO)とASTMとでハンマーに大きな違いはなく、兼用されることがあります。ただ、厳密にいうと上図の通り打撃刃の形状が異なるため、規格準拠の試験をしたい場合はそれぞれのハンマーが必要です。

アンビル

シャルピー シャルピーのアンビル
記号 名称 JIS/ISO ASTM
試験片の長軸と平面との平行性 ±4/1000
R2 支持台の曲率半径 1±0.1 mm 3.17±0.12 mm
θ2 支持台の逃げ角 10±1 ° 0
θ3 支持台のすくい角 5±1 ° 0
支持台の角度 90±0.1 ° 90°
L 支点間の距離 62±(0.5/0) mm 101.6±0.5 mm

アンビルはJIS(ISO)とASTMで形状が異なるため、両方の試験をする場合は2種類のアンビルを用意する必要があります。

アイゾット アイゾットのアンビル
記号 名称 JIS/ISO ASTM
試験片の角度 90±2 °
試験片と面との平行性 ±0.025 mm
P2 固定台上面の水平性 ±3/1000
θ2 位置決め溝と上面の直角性 90±0.5 °
P3 水平方向及び垂直方向での平行度 ±0.05 mm
R2 支持側固定端の半径 0.2±0.1 mm 0.25±0.12 mm

アンビルはJIS(ISO)とASTMで形状が異なりますが、大きな違いはなく兼用されることがあります。

インプットツール(マイクロメータ式/デジタルゲージ式)

マイクロメータまたはデジタルゲージで計測した寸法をボタンで本体に送信できます。試験片の寸法を入力する手間を削減し、作業効率を大幅に上げることができます。
※258-D、258-Lに対応。258-PCでインプットツールの付属を希望される場合はご相談ください。

安全カバー(フルカバー)

試験部全体がカバーで覆われており、安全に試験を行うことができます。試験片が飛散する心配もありません。
ハンマーリリースなどの操作はタッチパネルで行うことができます。

ハンマー追加ウェイト

ハンマーに追加ウェイトを取り付けると、2つのひょう量に対応できるようになります。

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