製品の素材として代表的なものにゴムがあります。生活用品、電化製品など、私たちの周りはゴム製品で溢れています。

ゴムの歴史

遡ること16世紀。ゴムの木の樹液(ラテックス)を加工することで、伸びたり縮んだりする天然ゴムが誕生しました。その後、科学技術の進化により、仕様用途に合わせた合成ゴムも作られるようになりました。

ゴムができるまで

1
ゴムの木からラテックスを採取

ナイフなどでゴムの木の皮を削る

2
集められたラテックスをろ過

固形物や不純物を取り除く

3
配合剤などを追加

一定の割合でラテックスに酸を追加

4
型枠などにいれて固める

5~7日間自然乾燥させる

合成ゴムと天然ゴム

ゴムの種類は、天然ゴムと合成ゴムの2種類に大別されます。ゴムの木から採取されるラテックスが原材料となる天然ゴムに対し、合成ゴムは石油を原材料としています。

天然ゴムは合成ゴムに比べると引き裂き強度が強く、ゴム弾性が大きいという特徴があります。しかし、火・熱・油・オゾンなどに弱く、耐熱性や耐油性といった面では合成ゴムに及びません。 

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