金属薄板の張出し加工時の塑性変形特性を調べる試験のこと。しわ押さえとダイスの間に固定された試験片に断裂が発生するまで一定スピードでクランプし球頭パンチで押し上げくぼみを形成し、くぼみに亀裂が生じるまでの高さ(深さ)を計る。この値をエリクセン値と言い、エリクセン値が高いほど成形性に優れていることになる。