258-L
258-L
  • 258-L

    低温環境での試験

    2タイプの低温衝撃試験機

    低温環境下で衝撃試験を実施することができます。No.258-Lは-35 °C~60℃、No.258-UTLは-50℃~60℃で試験を行えます。ご希望の試験温度に合わせてご選択ください。

  • タッチパネル操作

    タッチパネル操作

    基本操作・結果登録が可能

    基本的な操作はタッチパネルで行います。試験後のハンマー振り上がり角度から、衝撃値を自動で算出します。
    また、試験結果は結果表示画面から確認できます。

  • 低温槽

    より正確な試験を

    低温槽内で打撃を行う

    低温槽内で試験片を打撃するため、指定した温度環境下で試験が行えます。低温槽を別置きする場合と比べ、より正確に試験を行えます。
    また、槽内で試験を行うことで試験片が飛散せず、回収が容易になります。

  • ハンマーブレーキ操作画面

    ハンマーブレーキ機能

    打撃後ハンマーの停止をボタン操作へ

    ボタンを押している間、ハンマーにブレーキをかけることができます。打撃後、ハンマーを止める際に、手が接触する心配がなく、安全にハンマーを止めることができます。

試験片寸法測定装置
NEW!

No.128-3S 試験片寸法測定装置

衝撃試験の試験片寸法を自動で測定する装置。
試験片を置いてタッチパネルの測定ボタンを押すだけで、ノッチ部残り幅と厚さを自動で連続測定。寸法の測定にかかる時間を大幅に削減し、効率的に試験が行えます。
衝撃試験機本体と接続すると、測定した試験片寸法を自動で転送できます。

温度 -35℃〜60℃ (冷凍機式)
本体仕様 ・タッチパネル操作
・アナログ目盛盤付属
・電動ハンマーリリース
・インターロック付き安全カバー
電源 AC200V、3相、40A、50/60Hz
機体寸法・重量 約 W1,100 × D1,160 × H1,760 mm・約 450kg

共通仕様

規格 JIS/ISO ASTM
参考規格 JIS K 7111-1:2012、ISO 179-1:2010 JIS K 7110:1999、ISO 180:2000 ASTM D6110-10 ASTM D256-10
試験方法 シャルピー衝撃試験 アイゾット衝撃試験 シャルピー衝撃試験 アイゾット衝撃試験
ハンマーひょう量(J)※1 0.5, 1, 2, 4, 5 7.5, 15, 25※2 1, 2.75, 5.5, 11, 22 2.7
アンビル用かさ上げ台 必要
衝撃速度 2.9m/s 3.8m/s 3.5m/s 3.46m/s 3.5m/s
ハンマー持ち上げ角度 150°
ハンマー 下記参照
アンビル 下記参照
※1 ハンマーひょう量は、標準以外の物も製作可能です。kgf・cm単位もお問い合わせください。 ※2 50Jのハンマーは取扱がありません。

ハンマー

シャルピー シャルピーのハンマー
規格 ひょう量 許容摩擦損失 衝撃速度 衝撃刃の先端角度 衝撃刃縁の半径
JIS/
ISO
0.5J 4% 2.9m/s(±10%) 30±1° 2.0±0.5mm
1J 2%
2J 1%
4J 0.5%
5J 0.5%
7.5J 0.5% 3.8m/s(±10%)
15J 0.5%
25J 0.5%
ASTM 2.7〜21.7J 3.46m/s 45±2° 3.17±0.12mm

シャルピーのハンマーは、上記表の3タイプに分かれます。JIS(ISO)の場合、衝撃速度によりハンマー長さが変わります。例えば、4Jと7.5Jで試験をしたい場合はハンマーが2本必要になります。また、JIS(ISO)とASTMのハンマーでは衝撃速度や打撃刃の形状などが変わりますが、兼用されることも多いです(※厳密には規格準拠とは言えません)。

アイゾット アイゾットのハンマー
規格 ひょう量 許容摩擦損失 衝撃速度 衝撃刃の先端角度 衝撃刃縁の半径
JIS/
ISO
0.5J 4% 2.9m/s(±10%) 30±1° 2.0±0.5mm
1J 2%
2J 1%
4J 0.5%
5J 0.5%
7.5J 0.5% 3.8m/s(±10%)
15J 0.5%
25J 0.5%
ASTM 2.7〜21.7J 3.46m/s 45±2° 3.17±0.12mm

JIS(ISO)とASTMとでハンマーに大きな違いはなく、兼用されることがあります。ただ、厳密にいうと上図の通り打撃刃の形状が異なるため、規格準拠の試験をしたい場合はそれぞれのハンマーが必要です。

アンビル

シャルピー シャルピーのアンビル
記号 名称 JIS/ISO ASTM
試験片の長軸と平面との平行性 ±4/1000
R2 支持台の曲率半径 1±0.1 mm 3.17±0.12 mm
θ2 支持台の逃げ角 10±1 ° 0
θ3 支持台のすくい角 5±1 ° 0
支持台の角度 90±0.1 ° 90°
L 支点間の距離 62±(0.5/0) mm 101.6±0.5 mm

アンビルはJIS(ISO)とASTMで形状が異なるため、両方の試験をする場合は2種類のアンビルを用意する必要があります。

アイゾット アイゾットのアンビル
記号 名称 JIS/ISO ASTM
試験片の角度 90±2 °
試験片と面との平行性 ±0.025 mm
P2 固定台上面の水平性 ±3/1000
θ2 位置決め溝と上面の直角性 90±0.5 °
P3 水平方向及び垂直方向での平行度 ±0.05 mm
R2 支持側固定端の半径 0.2±0.1 mm 0.25±0.12 mm

アンビルはJIS(ISO)とASTMで形状が異なりますが、大きな違いはなく兼用されることがあります。

インプットツール(マイクロメータ式/デジタルゲージ式)

マイクロメータまたはデジタルゲージで計測した寸法をボタンで本体に送信できます。試験片の寸法を入力する手間を削減し、作業効率を上げることができます。
※258-D、258-Lに対応。

ハンマー追加ウェイト

ハンマーに追加ウェイトを取り付けると、2つのひょう量に対応できるようになります。

自動ハンマー持ち上げ機構
ハンマーブレーキ
ミニプリンター
CSVダウンロードツール

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65年以上の長きに亘り、産業分野に対し品質管理及び研究開発をサポートしてきた安田精機の試験機は、御社の多様なニーズにお応えいたします。