MIT試験とは、試験片の折り曲げに対する強度を測定する試験です。
MIT試験方法
紙及び板紙、プラスチックフィルム、フレキシブルプリント配線板(FPC)等を、一定の張力を与え繰返し折り曲げます。
既定の荷重を掛けて試験片を引張りながら、左右135°に既定の速さで折り曲げ、試験片が破断するまで続けます。
破断するまでの折り曲げ回数から、耐折強度を測定します。
マサチューセッツ工科大学で誕生した試験
MIT試験は、アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置く、マサチューセッツ工科大学(MIT)で誕生しました。
その為、MIT試験と呼ばれています。
安田精機製作所のMIT試験機
安田精機製作所のMIT試験機は、JIS C5016、P8115や、その他国際規格に準拠し、製造されています。実荷重方式は、重りによるデットウェイト式となります。
また、仕様用途に合わせて低温槽付きのタイプもご選択いただけます。
安田精機の試験機を、御社の製品開発にお役立てください。