わたしたちの身のまわりにある、ほとんどのものは、品質を守るためにたくさんの試験を受けているよ。200種類以上ある安田精機製作所の試験機たちが暮らしの中のどんな製品を作るのに使われているか一緒にみてみよう!
お弁当箱に使われている試験機
みんなが使っているお弁当箱はプラスチックでできているものが多いんだよ。
プラスチックにはさまざまな種類があるので、熱いものを入れたり、
電子レンジで使っても大丈夫なプラスチックか表示をよく見てから、使うようにしようね。
プラスチックがどれくらい熱い温度でも使えるか調べるよ。
油が入っている大きなお鍋に、おもしをのせたプラスチックを沈めるよ。
それから油をどんどん温めるよ。どれぐらいの油の温度で、どれくらいプラスチックがゆがむか様子をみるよ。
チョコレートを包んでいる銀紙(アルミはく)に使われている試験機
チョコレートは、光にあたったり、水や酸素と結びついてしまうと、味や香りが落ちてしまうんだ。
それを防ぐために銀紙(アルミはく)で包んでいるんだよ。
そこでチョコレートを包むアルミはくが水を通さないか調べる試験をするよ。
水の入ったカップにアルミはくでフタをして、中の水が蒸発して逃げ出さないか様子をみるよ。
お菓子の袋に使われている試験機
フィルムでできているお菓子の袋は中身がこぼれたり、湿気ないようにぴったりと口が閉じているよ。
これは袋の口を熱くして、とけたフィルム同士をくっつけているんだよ。
けど、ぴったり閉じすぎると今度は袋が開けにくくなってしまうから、
ちょうどいい温度で袋を閉じられるように試験しているよ。
いろんな温度で袋を閉じて、様子をみるよ。