実験!テープの粘着力を調べよう!
ダンボールを使って、試験機を作ろう!
「ボールタックテスター」というテープの粘着力を調べる試験機を作って実験してみよう!
実験の方法
調べたいテープをななめにした台にとりつけ、その上でボールを転がします。
「ボールがくっついて止まる、ボールがくっつかずに通りすぎる」かで粘着力を調べます。
※ハサミやカッターを使うときはケガをしないように気をつけて使いましょう。
材料
- ダンボール
- お菓子の箱
- カッター
- ガムテープ
- 定規
- 分度器
- マスキングテープ
- 表面がつるつるしたビー玉(大・中・小)
- 調べたいテープ(セロテープ・ビニールテープなど)
試験機を組み立てよう!
1:ダンボールを2枚、A4ノートくらいのサイズに切ります。
1枚はダンボールの線と平行になるように(A)
もう1枚はダンボールの線と垂直になる向きに切ります。(B)
2:Aのダンボールに端から2㎝に線を引きます。
ここがビー玉のスタートラインになります。
3:スタート線を引いた側の端から12㎝、22㎝のところに印をつけ、ガムテープを写真のようにはります。
4:Bのダンボールを、端から3㎝くらいのところで折りまげ、Aのダンボールとガムテープで写真のようにはり合わせます。
(スタートラインとは逆のはしをはり合わせます。)
5:お菓子の箱をA・B、2枚の板の間にはさみ、30度になるように分度器で傾きをみながら、箱を前後に動かして調整します。
試験したいテープをとりつけよう
1:試験したいテープを粘着力のある方を表にむけて、マスキングテープを使って、台にとりつけます。
※ガムテープをはったところを目安にとりつけます。
※テープの粘着力部分がスタート線から10㎝の場所からはじまり、長さ10㎝になるように上下 をマスキングテープでとめます。
※たるまないようにとめることがポイントです。
ビー玉をころがしてみよう
1:スタート線からビー玉をころがします。
小さいビー玉がテープにくっついてとまったら
大きなビー玉で試してみましょう。
角度をかえたり、いろんな条件でとまる・ころがる様子を調べてみましょう。
実際のボールタックテスターは安田精機製作所ホームページから!
<保護者の方と一緒にお読みください>
・実験・工作はおうちの方と相談して、大人と一緒にやりましょう。
・はさみやカッターなど刃物をつかう時は、おうちの人といっしょに作業しましょう。
・当社では、本実験で生じた事故について一切の責任を追いかねますので、保護者の方の監督・責任下で行うようにしてください。
分度器がなくても、2枚の板の間に置くお菓子の箱の「位置」で30度を作ることができます。
はり合わせているところから、箱の高さの2倍の距離に、箱の端を合わせて置くとだいたい30度になります。