実験!紙の吸水度をしらべよう!
ダンボールを使って、試験機を作ろう!
「クレム吸水度試験器」という紙の吸水度を調べる試験機を作って実験してみよう!
実験の方法
紙がどれぐらい水分を吸収するのか調べてみましょう。
細かく切った紙を色がついた水にひたして、10分後どれぐらい水を吸ったか長さをはかってくらべてみましょう。
材料
- ダンボール箱
- ガムテープ
- クリップや洗濯バサミ
- 水を入れられる容器
- 食紅
- 調べたい紙(1.5㎝幅で長さ20〜25㎝) ティッシュ、キッチンペーパー、画用紙など
試験機を組み立てよう!
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1:ダンボール箱のフタの部分を切り取ります。
2:箱を縦に置いたときに、底になる部分の両はしを切って、後ろ側に折ります。
3:切り取ったフタで2〜3㎝の帯をつくり、下から20㎝の高さの場所に写真のように箱にガムテープでとめます。
4:容器に食紅少量と水を入れて、よく混ぜ、色水をつくります。
試験したい紙をとりつけよう!
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1:写真のように紙をクリップや洗濯バサミでとりつけましょう。
色水につけて実験しよう!
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1:色水を入れた容器にかぶせるように、試験機を置きます。紙の先が2㎝ほど浸かるようにします。
2:10分待ってから、水面から水がしみている高さまでの距離をはかります。
・水をよく吸う紙、吸いにくい紙、どんな違いがあるか紙の役割から考えてみましょう。
・紙以外にも布でも実験してみましょう。
紙が水を吸い上げる仕組みは「毛細管現象」というものです。自分で調べてまとめてみましょう。
実際のクレム吸水度試験器は安田精機製作所のホームページから!
<保護者の方と一緒にお読みください>
・実験・工作はおうちの方と相談して、大人と一緒にやりましょう。
・はさみやカッターなど刃物をつかう時は、おうちの人といっしょに作業しましょう。
・当社では、本実験で生じた事故について一切の責任を追いかねますので、保護者の方の監督・責任下で行うようにしてください。